「コンクールやってみたいけどどうやって始めたらいいかわからない…」
「自分もパティシエだからやってみたらなんとかなるでしょ!
と思ったけどイメージと全く違うものができてしまった…」
そんな声がよく耳に入っていました。
「わかる…!!!」
と私の心の声が大きく漏れそうなくらい
すごくよくわかります。
今よりインターネットが普及していなかった20年近く前に
私自身も全く情報がなくて
人づてに聞いた情報と試して上手くいかなくて。
それが
自分のせいなのか、
それとも情報が間違っていたのか
それすらわからずに何度も失敗していました。
《水分量と油脂量のバランスがよくなかったんだな》
《その温度でかけてたらそりゃ分離するよな》
今思うと、
あの何度も失敗した方法は
失敗しやすい配合や状態だったんだな。。。
と思うことができます。
たくさん実験して
たくさん失敗して
その中で成功したもので作品を作ってコンクールに出品していく。
実験でうまくいったのになぜだか本番で失敗して
もう時間ないっっ!!!
とそのまま作品にしたこともたくさんあります。
4〜5年くらい手探りでコンクールに出品して
賞とはほど遠い作品を作り続けてきました。
まだインスタントカメラの時代。
デジカメも持っていなかったので
作品の写真が手元にないのがとても残念すぎるほど
いろんな意味ですごい作品を作っていました。(笑)
(センスあるからできるんですね。と言っていただくこともあるのですが、あの頃の作品を印籠のようにお見せしたい…と何度思ったことか…笑)
今では頭の中に思い描いたものを
そのまま作品にすることができます。
(成長しました…)
その成長のきっかけが
師匠との出会い。
師匠と出会って、
バタークリームに必要な基礎や楽しさを教えてもらい、
今までたくさん失敗してきた知識と技術が、
師匠からの教えとかけ合わさって一気に開花しました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s28afffb17dc2b392/image/i424a69adcda06ff4/version/1647482870/image.png)
パイピングを全面にあしらった作品は今まで見たことない!!
パイピング大好きだしガッツリ描いてみよう!
今でこそ全面のパイピングは当たり前ですが
当時はあまりみたことがなかったんです。
物珍しさも相まって今まで賞にかすりもしなかった私が
初めて賞に!!銅賞!!!
嬉しくて嬉しくて!でもなんだか悔しくて。
今でも思い出の作品です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s28afffb17dc2b392/image/iccc978e82e4e8fd9/version/1647482922/image.png)
そこから金賞や
バタークリーム部門での日本一でもある連合会会長賞もいただくことができました。
この時には師匠に相談することはなかったのですが
あのとき師匠に教わったおかげで
田舎道を1人で歩いていた私が
高速道路を車で走っているようなスピードで一気に加速しました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s28afffb17dc2b392/image/idaa1b2de814b6006/version/1647483033/image.png)
今まで私は遠回りをしてきました。
もし始めた頃にちゃんと知識と技術を知っておけば
もっと早くにいい作品ができていたし
今よりもっといい表現ができていたかもしれない。
過去は変わらないので
今同じように悩んでいる方に何かできたら…
とバタークリーム講習会をやろう!!とずっと決めていました。
講習会を開催するには場所が必要です。
自宅は子供3人のいるなんとも生活感で溢れているし、
レンタススペースは冷蔵庫がないところばかり。
そこでマルメゾン厨房を改装してできた広いシェアキッチン《マルフレッジ》に出会い、
バタークリーム講習会をすることができました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s28afffb17dc2b392/image/ib3a43ac825be4a4c/version/1647483111/image.png)
この作品はバタークリームコース1期生の作品
人生で初めてバタークリーム作品を作った方ばかり
土台や色つけ、お花絞りやデコレーション
全てみなさん自身で作った作品です。
失敗しづらい土台の作り方
ダレづらいバタークリームの作り方
発色のいい色素と奥行きを持たせる色つけ方法
どんなふうにお花を置いたら魅力的にみせることができるか
デコレーションのバランス
今までたくさん失敗してきた中で
使いやすい技術や魅せるためのコンクールの
基礎から応用までを全6回、3日間に詰め込みました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s28afffb17dc2b392/image/ibb6476a10dff3dd4/version/1647483191/image.png)
1回3時間 6日間に分けて開催も考えていたのですが、
コンクール作品はお花1つ、絞り1つ1つ
細かくて繊細な作業が多いです。
なので、
1つの作品をしっかりと作り込んでいくために
1日に2回の講習を詰め込んでいます。
受講料は決して安くはない金額です。
(フラワーケーキの先生には安すぎ!と怒られましたが…)
毎日の仕事で手にしたお給料をこの講習で使ってもらうからには
受講してくださった方が想い描いた作品を作るのを全力サポートしていけるように
受講後もしっかりと学べるようにサポートさせていただいています。
そして、コース受講者のみなさんは卒業後に
新しく作った作品の作り方などのライブや動画も見れるようになっています。
今は2022年のコンクール作品をライブで作って動画に残したものを見ることができます。
なんだか押し売りみたいになってきたのでここでやめておきます…笑
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s28afffb17dc2b392/image/ie82550431204e24e/version/1647483246/image.png)
同じ目標に向かっていける方が一緒に受講できるのも魅力的です。
思っていた以上に
コンクールに出品しない方の受講も多いので
私自身も驚いていますが、
土台はコンクール向けですが、
それ以外はお仕事にも趣味にも活かしていける内容になっています。
(押し売り終わってなかったようです)
冗談はさておき、
押し売りではなく
必要な方にこのバタークリーム講習会が届くといいなぁと思っています。
画像タップで講習会詳細をご覧いただけます↓
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